着物の干し方は陰干しが基本!その理由とは

着物の干し方は陰干しが基本!その理由とは 着物というと水濡れに弱くて陰干しのイメージが強いですが、その理由について説明できる人は少ないのではないでしょうか。
着物は現代の化繊を除き繊細な生地で作られていることが多く、水に濡れたままにしておくと傷んでしまいます。
しかし、直射日光は比較的早く乾くものの染めている部分にダメージが入りますし、ドライヤーは温度が高過ぎて全体的に傷むことからいずれもNGです。
結局のところ直射日光を避ける陰干しが無難で、古くからこの方法で濡れた着物を乾かしたり保管を行ってきた歴史があります。
その目的は湿気や汗を乾かし、生地の傷みを最小限に抑えることですから、吊るした状態で風通しの良いところに置くのが正解です。
ただ、洗濯バサミを使ったり大きさが合わないハンガーを使うと型崩れしてしまうので、必ず着物に適したハンガーを使う必要があります。
干すのは天気の良い正午以降が狙い目で、夕方までに乾くように心掛けるとダメージを与えずに水分を取り除けるでしょう。

着物をクリーニングするにはいくら必要?

着物をクリーニングするにはいくら必要? 日本の民族衣装の代表として知られる着物は、着るだけで和の精神を思い起こさせてくれる非常に貴重な存在です。
しかし何度も着用するものでもありませんし、汚れなどが付着してしまったからと言って自宅の洗濯機で安易に洗えないのが気になる点でしょう。
そこでおすすめしたいのが着物のクリーニングをしてくれるお店になります。
おおよその相場に関してですが、一般的には丸洗いの金額で約5,000円前後かかります。
お店によってお得なサービスが実施されていたりすると更に安くなるので、事前に調べてから利用するようにしてください。